近年における災害の激甚化、頻発化に伴い、土木技術者として災害発生から被害の状況や規模、その対策としての復旧や復興に至る理解はますます重要となっています。
東日本大震災は東北の太平洋沿岸部を中心に南北500kmに及ぶ未曾有の大災害です。そのため、多くの震災遺構や伝承施設が整備され、それらを通じて災害の実情や被害の実態を把握し、被災後の復旧・復興について学び、インフラとしての備えを理解することができます。3.11伝承ロード推進機構はその「学び」と「備え」を目的とした研修です。
これまで、甚大な被害については、新聞やTV等の報道でのみ見知ったつもりでおりましたが、実際に体験し、被災し、今を生きる方々から直接お話を伺うことは大きく、深く、強く身体に沁みました。(仙台市在住 50代 男性)
先人からの伝承を、今を生きる我々がいつか先人となる事実を、未来を生きる人々につなげる活動を、疎かにしてはいけないと気づきました。(仙台市在住 50代 男性)
大変な復興工事をしていただいている現場の方々、市職員、応援にきている他県の方々を目の当たりにし、心強く頼もしく誇らしく思いました。(東京都在住 50代 女性)
私が7年前に見た風景とはまた違った風景に変わっていたことがとても印象的でした。(中略)実際に被災された方のお話を聞くのがとても貴重な体験ですし、決して忘れてはいけない出来事だと思いました。(新潟市在住 20代 男性)
大勢の人が訪れ、学ぶことが一番の慰霊になるだろう。(中略)災害と向き合い、過去を受け止め、しっかりと未来を見つめ、自分のなすべきことを悟り、私たちに伝えようとしている姿にこころを打たれた。(新潟市在住 60代 女性)
「自分を救うことができる人は、他の人のことも救うことができる」という言葉にエネルギーをもらいました。(仙台市在住 50代 女性)
旧大川小学校がルートに入っており、「大川伝承の会」による語り部ガイドがあることが参加の要因の1つです。実際に震災を経験された方の話が聞けるから参加を決めました。(東京都在住 50代 男性)
本当の姿は、現地に行ってみないとわからないと思った。(新潟市在住 40代 女性)
各地に整備された震災伝承施設は有効なもので多くの方に見ていただきたいし、私自身も家族、親戚、友人等を案内したいと強く思ったところであります。(仙台市在住 50代 男性)
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